バッテリートラブルを防ぐために
ハーレーのバッテリーは「マメに走行している人ほど、トラブルが少ない」と言えます。
なぜならば、バッテリーに蓄えられる電力は、ハーレーをある程度以上のスピードで走行させることで蓄えられるようになっているからです。
バッテリーに充電をするには「暖気運転をすれば良い」と勘違いされている方がいますが、暖気運転程度では、バッテリーが充電されることはありません。
また、バッテリーは「エンジンを始動させるとき」「ランプなどを点灯させるとき」以外にも、自然放電という形で蓄えられた電力を手放しています。
長時間、ハーレーを運転しない場合には、バッテリーが上がってしまうことも多いのです。
ハーレーバッテリーそのものに問題があるのではなく、車体側の充電装置が故障していて、バッテリーに蓄電ができないというケースもあります。
バッテリーが上がらないようにすること、上がった場合には「なぜそうなったのか?」をチェックすることが大事です。